大阪に旅行に行く機会は、旅行でも仕事でも何かと多いと思います。
大阪にはリッツ・カールトン、セントレジスなどの高級ホテル多くあるので、どのホテルに泊まったら満足度が最も高いか、悩むところですよね。
1泊5万円以上もするホテルで、満足度があまり高くなかったとすると旅行から帰ってきた時の後悔と言ったら半端ないではないでしょうか。
「高い宿泊料金、貴重な休みを返して!!」って感じですよね。
8月末に1泊2日で宿泊でしたので、コンラッド大阪について紹介させて頂きたいと思います。大阪へご旅行に行かれる際のご参考にして頂ければ幸いです。
目次
コンラッド大阪に宿泊するのならリッツ・カールトン大阪に宿泊する方が満足感が高い!!
これが私の感想です。
コンラッド大阪は、開業当初から一度は宿泊してみたいホテルでした。宿泊するのを楽しみにしていました。
しかし、クラブラウンジ付きの部屋に1泊してみて感じたのは、同じような金額を払うのであれば、リッツ・カールトン大阪の方が満足度は格段に高いということ。
酷な言い方をすると、ホスピタリティが全く感じられない、景色の良い高級ホテル、という印象しかないです(2回目は無いと思いました)。
コンラッド大阪の立地はやや微妙
コンラッド大阪は、中之島フェスティバルタワー・ウェストの33〜40階にあります。
中之島フェスティバルタワーは、大阪メトロ四つ橋線「肥後橋駅」、京阪中之島線「渡辺橋駅」に直結している上に、大阪メトロ御堂筋線・京阪本線淀屋橋駅から徒歩6分です。
大阪駅からは徒歩15分程度かかるのですが、ホテルの送迎バスなどありません。電車かタクシーというとこになります。
大阪駅から歩くと15分
JR大阪駅からは徒歩で15分程度であり、歩けない距離ではないのですが、1kmはあるので荷物を引いて歩くというのは、現実的ではないかと思います。
電車でのアクセスはやや面倒
「肥後橋駅」や「渡辺橋駅」に直結していますが、大阪駅を基点に考えると両駅ともややアクセスが悪いです。
大阪駅から電車で行く場合には、四ツ橋線「肥後橋駅」。「西梅田駅」から1駅となりますが、大阪駅から西梅田駅まで5分くらいは歩くことになります。ただ、大阪の地下街は迷いやすいので、「西梅田駅」を探すのも一苦労。
また、大阪駅から御堂筋線「淀屋橋駅」へ行くにしても、御堂筋線に乗り換えるのにも5分くらいはかかり、「淀屋橋駅」から徒歩6分くらいなので、電車でのアクセスはやや面倒です。
大阪駅からはタクシー一択
電車でのアクセスは面倒。徒歩で15分荷物をもって歩くのは避けたい。となると、大阪駅からコンラッド大阪へアクセスするのは、タクシーがおすすめです。
タクシーだと乗車時間は約10分、料金は700~1,000円となります。
リッツ・カールトン大阪は、クラブフロア宿泊者限定で帰りの送迎サービスを行っていますが、コンラッド大阪ではそのようなサービスはありません。
期待していたエグゼクティブラウンジはやや微妙!?
エグゼクティブルームとスイートルーム宿泊者は、39階のエグゼクティブラウンジを利用できます。
しかし、新型コロナウィルスの影響により、ラウンジの営業はかなりの制約を受けています。
新型コロナ状況下のフードプレゼンテーション
場所 |
土日祝日:39階のエグゼクティブラウンジ(12:00~21:00) 月~金:40スカイバー&ラウンジ |
内容 | 時間 |
朝食 | 7:00~10:30 |
アフターヌーンティー | 15:00~17:00 |
イブニングカクテルタイム | 18:00~20:00 |
新型コロナウィルスの影響により、39階のエグゼクティブラウンジは土曜日、日曜日、祝日の12:00~21:00までの営業となっています。
月曜日から金曜日までの平日に至っては、エグゼクティブラウンジは利用できません、というか営業していません。
したがって、平日の利用者は40階の「40スカイバー&ラウンジ」もしくは「アトモス・ダイニング」でアフタヌーンティーやイブニングカクテルを楽しむことになります。我が家は、平日に宿泊しましたので、39階のエグゼクティブラウンジは利用できませんでした。
朝食は、平日休日関係なくエグゼクティブラウンジで食べることは出来ませんので、40階のレストラン「アトモス・ダイニング」を利用することになります。
また、食べ物の提供方法についても、制約があります。
朝食とアフターヌーンティーはビュッフェ形式でしたが、イブニングカクテルタイムはコールドミールとホットミールが1セットずつ提供される形態となっています。
飲み物については、各自で取りに行くというスタイルであり、飲み物については制約はありませんでした。
朝食は美味しいと感じるものはなく普通。ヒルトンホテル並み!?
朝食については、エグゼクティブラウンジ利用者でも、40階の「アトモス・ダイニング」を利用することになります。新型コロナの影響からセットメニューかと思いましたが、ブッフェ形式でした。
和洋のビュッフェ形式となりますが、卵料理に関しては個別での注文です。
トングを直接触らないように、各テーブルに紙のトングカバーがあり、それをもって料理を取りに行くスタイルとなっていました。
朝食は正直なところ、「不味くもなく旨くもなく」といった表現がぴったりで、特筆すべきものもありませんでした。
コンラッドと言えばヒルトンの最上位ブランドのホテルですので、美味しい朝食を期待していたのですが、普通のヒルトンホテルと大差ないのではないかと感じました。本当に、期待していただけにがっかりでした。
本当に普通でした。。(このがっかりは朝食だけではありませんでした、、、、)
残念なアフターヌーンティー
15:00からアフタヌーンティーとなりますが、かなり微妙でした。
リッツカールトン大阪の様に、アフタヌーンティーセットが提供されるのかと思っていましたが、サンドウィッチの他、ケーキ、マカロンなどのスィーツ各自で取りに行くビュッフェ形式となっていました。
残念ながら美味しいと思えるものは一品もありませんでした。リッツ・カールトンの様な味は期待できません。
更に、食べ物の種類が限られている上に、アルコールの提供もありません。
リッツ・カールトン大阪の方が格段に充実しています。
さらに残念なイブニングカクテルタイム
18:00~20:00の時間で利用できます。
アルコールも提供され、カクテルタイムを楽しみにしてクラブラウンジアクセス付きのお部屋に宿泊する方と多いかと思いますが、とても残念な内容でした。
ブッフェ形式ではなく、コールドミールとホットミールが1人1セットで提供されるスタイルとなっています。
コロナ禍の状況では仕方ないことと思っていましたが、コールドミールがアフターヌーンティーで提供されていたものと全く同じだったのです。アフターヌーンティーで残ったものをそのまま流用していたのでしょうね。。。本当に残念です。。。
今まで利用したどのホテルのラウンジでも、このようなことは経験したことはなく、あぜんとしました。。。
また、ホットミールも冷凍食品の延長ではないかと思ってしまうような完成度のものでした。
全く満足できるないカクテルタイムであり、かなり残念な感じでした。。。
「正直、次は無いな」と思いました。
クラブラウンジの感想
リッツ・カールトン大阪のクラブラウンジと比較したら、まったく良いところがないです。完敗です。。クラブラウンジを楽しむことを目的とするならば、リッツ・カールトン大阪にしてください。
コンラッド大阪とリッツ・カールトン大阪で迷われている方がいたら、「リッツ・カールトン大阪一択!!」と声を大にしてお伝えしたです。
38階のプールは高級感のある屋内プールだが、、、
38階にスパ、フィットネス施設、屋内プールがあります。
プールは高級感のあるプールとなっており、そこそこの広さがあり奇麗です。ただ、カップルで利用する方が多いので、子供連れはやや居心地が悪いです。。
また、更衣室の隣には、ジェットバスやサウナを備えた温浴施設が併設されており、これはとても気持ちが良かったです。
リッツ・カールトン大阪の屋内プールと比べると、コンラッド大阪の方が高級感があり快適でした。
コンラッド大阪で最も良かった点だと思います。
お部屋からの景色は圧巻。部屋のテイストが、、、
36階のエグゼクティブルームを案内されましたが、お部屋からの景色は圧巻でした。大阪市内を一望できます!!
まぁ、景色を売りとしているから当然と言えば当然なのでしょうが、、、
宿泊したお部屋は、隣のオフィス棟(フェスティバルタワーイースト)の一部向かい合っている部屋でしたので、オフィスで働いている方が見える感じでした。ただ、隣のオフィスと被らない景色は良かったです。
お風呂は広くて快適だが、やや安っぽく感じる
お風呂は大きいのですが、ジェットバスではありませんでした。家族4人で入っても十分な広さがありました。
部屋は広いものの、何か落ち着かない空間
部屋の広さは十分な感じでした。60㎡以上はあったのではないでしょうか。ただ、上手な設計になっていない無駄の多い空間でした。
個人的には、リッツ・カールトンのテイストや細部まで計算された空間の方が好きなので、コンラッド大阪のい部屋のテイストでは落ち着きませんでした。
イケイケの成功者が好みそうな感じのぎらぎらとした感じのテイスト、と妻は言っていました。。。
ベッドはやや硬めで、ツインでないと添い寝はつらい
ホテルのベットはふかふかしたものが良いのですが、コンラッド大阪はやや硬めのものとなっています。個人的には、リッツ・カールトンのふかふかしたベッドが好きなので、コンラッド大阪のベッドはいまいちでした。。
また、宿泊したお部屋は、キングエグゼクティブルームでベッド(幅200cm × 長さ200cm)が1台でしたので、添い寝の子供がいる場合には、やはりツインルームにしましょう!!
宿泊特典として、写真にあるクマの人形とアヒルのおもちゃがもらえました。クマの人形は1体1,200円もするようです。
ホテルスタッフのサービスは高級ホテルとはほど遠い
コンラッド大阪でホスピタリティを感じることは期待できません。ヒルトンの最上位ブランドということで、リッツ・カールトンの様なおもてなしがあるのは当然と思っていましたが、まったく違いました。
コンラッド大阪に宿泊する前日はリッツ・カールトン京都に宿泊していたために、両者の差に衝撃を受けました。
立ったままでのチェックイン
チェックインカウンターでの立ったままでのチェックインにはあきれてしまいました。クラブフロア宿泊者であればクラブラウンジでのチェックインが当然ですが、コロナの影響でクラブラウンジが使えないとは言え、一工夫があっても良いかと思います。
更に、説明が雑すぎて、しまいには紙を渡され「ここを読んで頂ければ大丈夫です」とのこと。
レストランでの疑問を感じざるを得ない対応
また、レストランでも、疑問は続きます。
1歳の娘が体調が悪くもどしてしまったのですが、スタッフは見ているのに見ぬふりをして何の対応もしてくれませんでした。
この時期だけに、気になるのは理解できなくもないのですが、おしぼりやタオルの一つでも持ってきてくれるとか、一言「大丈夫ですか」との声かけがあっても良かったのではないかと思います。
「リッツ・カールトンではこんな対応はまずされないだろうなぁ」と感じました。
まとめ
コンラッド大阪は、ハード1流、ソフト3流のホテルだと思います。
プールや景色は良いのですが、サービス、クラブラウンジのレベルが低すぎるため、「一度宿泊したら2度目は無い」というのが感想です。
新しくできたホテルということで、注目されますが、リッツ・カールトン大阪と比べると、ホテルとしてのレベルの差さを感じざるを得ません。
リッツ・カールトン大阪は開業から時が経ち古さを感じる部分もありますが、ホテルとしての満足感は圧倒的に高いです。
本ブログにご覧頂いたあなたには、後悔しないためにも、同じような金額を払うのであれば、コンラッド大阪ではなく、リッツ・カールトン大阪を強くお勧め致します。
私は、夏休みに大阪・京都へ旅行をし、大阪でリッツ・カールトン大阪ではなくコンラッド大阪を選んだことをとても後悔しています。旅行の消化不良感が半端ないのです。
また、リッツ・カールトン大阪でなくとも、セントレレジス大阪もコンラッド大阪との比較においてはおすすめできるホテルですので、大阪のホテル選びの選択肢としてご検討頂くのはありかと思います。
関西圏であれば、JWマリオット奈良も良いホテルでした。少なくともコンラッド大阪よりも上だと思います。
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