「 他にお得に支払う方法はないかなぁ。」
不動産を持っている方なら、感じることは多いかと思います。
そこで、固定資産税・都市計画税などの税金を払う際して、お得に支払う方法を解説致します。
目次
クレジットカードで支払う
それは、クレジットカードで支払うことです。クレジットカードで支払うことで、ポイントを貯めることが出来るのです。
ただ、クレジットカード払いに対応している公共団体としていない公共団体がありますので、固定資産税・都市計画税の納付先の公共団体にご確認ください。
以下、都税についての記載となります。
都税の支払いについてはこちら
クレジットカードで支払うにあたってのデメリット
- 手数料がかかる
- 領収書は発行されない
- 支払の取消、変更は出来ない
- 利用できるカードに制限がある
- 納付可能な金額は100万円未満
1.手数料がかかる
通常、お店などでクレジット決済をする場合には、クレジットカード会社に支払う手数料はお店が負担しています。
しかし、税金の支払いでは、国や地方公共団体が手数料を持ちませんので、納税者がクレジットカード会社への手数料を負担することになるのです。
税額と決済手数料は下記の様になっています。
税額と決済手数料
税額 | 手数料 |
1円~10,000円 | 73円(消費税込80円) |
10,001円~20,000円 | 146円(消費税込160円) |
20,001円~30,000円 | 219円(消費税込240円) |
30,001円~40,000円 | 292円(消費税込321円) |
40,001円~50,000円 | 365円(消費税込401円) |
以降、10,000円増えるごと | 73円(消費税込80円)が加算 |
※複数の支払手続きを行う場合、1件ごとに決済手数料がかかります。
例えば、1回で80,000円の固定資産税を支払う場合には、(365円+73円*3)*1.1=642円の手数料を支払うことになります。
(小数点以下は切り捨てとなります。)
割合にして約0.8%です。
2.領収書は発行されない
固定資産税・都市計画税をクレジットカードで支払った場合、領収書の発行は行われません。領収書が必要な場合には、金融機関等の窓口またはコンビニエンスストアで納付する必要があります。
ただ、私は、申告する際には支払明細書を税理士に渡して今のところ問題になっていませんので、領収書は必ずしも必要ではないようです。
3.支払の取消、変更は出来ない
支払手続きが完了すると、支払いの取消や変更はできません。間違わないようにしましょう。
4.利用できるカードに制限がある
利用できるクレジットカードは、以下のマークがついているものだけのようです。
VISA、MasterCard、JCB、AmericanExpress、Diners Club、TS CUBIC CARD
これだけのクレジットカード会社が可能ですので、もはや使えないカードは無いといってもいいのではないでしょうか。
5.納付可能な金額は100万円未満
固定資産税・都市計画税の分割による支払いで100万円をこえるものはできないようです。
私は、大きな物件を持っていないので、このような多額の通知書を受け取ったことはありませんが、、、
クレジットカードで支払う際にあたってのメリット
- インターネットが繋がる環境ならば、24時間どこでも支払うことができる
- 分割払いが可能
- クレジットカードのポイントが貯まる
1.インターネットが繋がる環境ならば、24時間どこでも支払うことができる
通知書さえ手元にあれば、いつでもどこでも支払うことが出来るのでとても楽ですね。
2.分割払いが可能
クレジットカードでの支払いとなりますので、分割払いが可能となります。もちろん分割払いに伴い、クレジットカード会社に支払う手数料は別途かかりますので、気を付ける必要はあります。
3.クレジットカードのポイントが貯まる
クレジットカードの支払いによる手数料は、割合にして約0.8%となっています。
割合にして約0.8%の費用が掛かりますので、還元率が1.0%以上のクレジットカードで決済すれば十分に元が取れることになります。
そして、手数料は経費として処理することが出来ます。
カード会社の還元率
クレジットカードの還元率はおおむね1%のことが多いですが、アメックスとダイナースにおいては、還元率が半分になります。
アメックス:0.5%
ダイナース:0.5%
クレジットカード決済にあたってのおすすめのカード
おすすめのカードはspgアメックス です。
spgアメックス って何?
アメックス と世界的なホテルチェーンであるマリオットインターナショナルによるクレジットカードです。
100円の決済で1ポイント貯まるアメックス ポイントの代わりに100円の決済で3マリオットポイントが貯まるクレジットカードになります。
マリオットポイントは、リッツ・カールトンなどの高級ホテルに無料で宿泊出来たり、40以上の航空会社のマイルに交換することが出来るポイントです。
例えば、2020年7月に開業したリッツ・カールトン日光
時期にもよりますが、50,000マリオットポイントで1泊宿泊予約が出来ます。
それが、正規で予約をしようとすると、112,020円かかります。
以上より、50,000マリオットポイント=112,020円となります。
つまり、1マリオットポイント=2.24円ですね。
spgアメックス は、アメックス の発行するカードですので、税金の支払いによる還元率は通常の半分の0.5%。
100円の決済で1.5マリオットポイント
先ほどの1マリオットポイント=2.24円と合わせて計算すると、
ポイント
100円=1.5マリオットポイント=3.36円となり、場合によっては還元率で3%を超えることもあります。
したがって、固定資産税・都市計画税をアメックスで決済したとしても、十分に元を取れるのです。
ただし、こちらは、リッツ・カールトンの様な高級ホテルに宿泊したい人にとっては、魅力的に映るものであり、全ての人に当てはまるものではありませんので、お気をつけて頂ければ幸いです。
まとめ
固定資産税・都市計画税をクレジットカードで決済するにあたっては、下記の様なメリットがありました。
ポイント
- インターネットが繋がる環境ならば、24時間どこでも支払うことができる
- 分割払いが可能
- クレジットカードのポイントが貯まる
クレジットカードのポイントを貯めるにあたっておすすめのカードは、SPGアメックス。
還元率は場合によって、3%を超えるので、手数料を払っても十分に魅力的。
SPGアメックスについての記事はこちら
SPGアメックスについて、入会した方がいい人、入会しない方がいい人につきて記事を書かせて頂きましたの御参考にして頂ければ幸いです。
上記のサイトにより、SPGアメックスカードにご興味が持たれましたら、こちらまでご連絡頂ければ幸いです。
以下、SPGアメックスカードを5年間使ってきてのメリット、デメリット等についての感想を書かせて頂きました。
ご参考にして頂ければ幸いです。
また、SPGアメックスカードへの入会を迷われているあなたには、下記のブログをお読みいただければ幸いです。