【SPGアメックス】メリットデメリット/お得な入会キャンペーン(ご紹介ほか)

2020-07-08

「SPGアメックスカードって、いいらしいけど、何がいいのだろうか?」

「SPGアメックスカードって、実際のところどうなの?」

 

と思われている方も多いのではないかと思います。

そんな方々のために、5年間SPGアメックスカードを使ってきた感想を書かせて頂きたいと思います。

 

はじめまして。

SPGアメックスカードをきっかけとして、ホテルのクラブラウンジが大好きになってしまったfと申します。

普段は普通のサラリーマンをしています。

 

私は、2015年にSPGアメックスカードに申込しました。

以来5年間、SPGアメックスカードを愛用してきて、良かった点物足りないと感じた点を纏めさせて頂きました。

 

 

目次

私が実感しているメリット

  1. 「マリオットボンヴォイ」の上級会員資格「ゴールドエリート」が獲得できる
  2. マリオット系列ホテル内でのレストランなどの飲食代金が15%off
  3. 毎年カードの継続毎に、無料宿泊特典が付与される
  4. ANA、JALをはじめとした40社以上の航空会社のマイル交換可能であり、還元率は最大1.25%(場合によっては、1.35%)
  5. カードを使い続ける限り、ポイントの有効期限がない

 

1.「マリオットボンヴォイ」の上級会員資格「ゴールドエリート」が獲得できる

私は、SPGアメックスカードのメリットの中で最も価値があるのが、「ゴールドエリート」を獲得できることだと感じています。

 

ゴールドエリートになると2つのことが可能

  • 通常11:00 or 12:00までのチェックアウトが14:00まで延長可能なレイトチェックアウト
  • 予約したお部屋の無料アップグレード

レイトチェックアウト

チェックアウトが11:00や12:00だと、朝食をとり荷物を纏めていると時間がなく慌ただしくなり、その結果、無駄な疲れを感じたりしませんか。

 

チェックアウトが14:00であれば、プールに入ったり、ラウンジ付きのお部屋であればラウンジでゆっくりすることが出来ます

 

更にゆっくりと荷造りもできるため、無駄な慌ただしさからも解放されます。

 

仮に、1日しか宿泊しないとしても、14:00までホテルにいられた場合には、意外と疲れ感じないもので、ホテルでの滞在感が感じられます

旅行での疲れ具合にも影響してくるのではないでしょうか。

 

また、通常のチェックアウト時間ですと、宿泊客のチェックアウトが重なり、これもストレスになると思います。

 

レイトチェックアウトならば、このストレスからも解放され、余裕をもって旅行に望むことが可能となります。

 

お部屋の無料アップグレード

アップグレード特典は、「あなたが予約したお部屋よりグレードの高いお部屋が空いていれば、無料でそちらのお部屋にご案内します」というものです。

 

ただし、グレードの高いお部屋が空いていればという、前提条件付きです。

ですが、期待してしまいますよね。

狭いお部屋、景色の悪いお部屋より、広いお部屋、景色の良いお部屋の方が気分がいいですものね。

 

「ゴールドエリート」会員では、スイートルームへのアップグレードは無いようです。

 

お部屋のアップグレードついて、リッツ・カールトン京都に宿泊した際の経験

ポイントで一番安いお部屋の予約を入れ、鴨川沿いのお部屋へのアップグレードを期待しました。

しかし、その願いは叶わず、1ランクアップグレードのみとなりました。

実際には1ランクアップグレードしているのですが、

チェックイン時に「鴨川沿いが空いていれば、、、」というようなことをスタッフの方には伝えていたので、鴨川の沿いのお部屋に空きがないということが確定した時に「鴨川沿いのお部屋は満室で案内できないのですが、代わりに朝食を無料にします」という提案(1人約7,000円×3人)を頂いてしまいました。

お部屋のアップグレードも頂いているのに、朝食も無料になるとは頭の下がる思いとともに、「ゴールドエリート」会員の恩恵も実感しました。

2.マリオット系列ホテル内でのレストランなどの飲食代金が15%off

SPGアメックスで意外と使えるのが、マリオット系列ホテル内のレストラン・バーでの割引特典の15%offです。

朝食がついていない宿泊プランで朝食を予約する時、レストランだけ利用する時、にも割引となりますので、地味にありがたいです。

 

ただし、 対象となるのは、日本を含むアジア太平洋地域にある2,800以上のホテル直営レストラン・バーになります。

アジア太平洋地域は、基本的には、日本、韓国、中国などのアジアの国々とオーストラリア、ニュージーランドなどとなっています。

 

対象のレストランは、マリオットボンヴォイ公式サイトで確認できます。

 

3.毎年カードの継続毎に無料宿泊特典(1部屋分)が付与される

毎年SPGアメックスカードの年会費(31,000円+税)を支払う毎に、50,000ポイントまでの無料宿泊特典が付与されます。

50,000ポイントの無料宿泊特典は、年会費支払後2ヶ月後に付与され、付与された後1年間有効となります。

 

では、「50,000ポイントの価値はどの程度なのか」ということですが、国内のリッツ・カールトンであれば大阪に宿泊可能です。

 

東京、京都、沖縄はリッツ・カールトンの中でもグレードが高いので50,000ポイントでは宿泊できないことになります。

 

上記の内容を正式に表すと下記のようになります。

マリオット系列のホテルは、カテゴリー8~1にまでランク分けされています。

カテゴリーが高くなればなるほど、必要になるポイントも増加します。

カテゴリー オフピーク(閑散期) スタンダード(通常期) ピーク(繁忙期)
1 5,000 7,500 10,000
2 10,000 12,500 15,000
3 15,000 17,500 20,000
4 20,000 25,000 30,000
5 30,000 35,000 40,000
6 40,000 50,000 60,000
7 50,000 60,000 70,000
8 70,000 85,000 100,000

 

50,000ポイントですと、「カテゴリー6のホテルの通常期」もしくは「カテゴリー7のホテルの閑散期」が予約可能となります。

 

リッツ・カールトン大阪 →カテゴリー「7」

リッツ・カールトン東京、リッツ・カールトン京都、リッツ・カールトン沖縄 →カテゴリー「8」

ということになるのですね。

 

カテゴリーについては、マリオットのホームページで調べて頂くことが出来ます。

色々見ていると、世界中にたくさんのホテルがあるため、結構面白いです。

webページはhttps://points-redemption.marriott.com/category-changeです。

 

ポイント

この特典の良い点として、ブラックアウト(特典除外)期間なしということがあります。

無料宿泊特典には除外期間がないのですね。

 

こういった類の特典は、多くの場合例外があるものですが、SPGアメックスカードの宿泊特典については例外がないのです。

嬉しい限りです。

 

年末でも、お正月でも、GWでも、夏休みでも、お部屋が空いていれば宿泊予約ができるということですね。

実際、私は、春休みや夏休みの土日に、東京ディズニーランドのオフィシャルホテルである「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ」に予約できました。

ディズニーランドは、帰りは混みますし、帰る時には相当疲れているので、近隣ホテルで宿泊できるのは、とてもラクに感じました。

本当に楽でした。。。

 

その時期ですと、大体50,000円/泊~60,000円/泊はしますので、税込み年会費の34,100円で宿泊できれば、余裕で年会費の元は取れてしまいますよね。

 

SPGアメックスカードは、年会費がやや高く感じますが、実質的に年会費を払っていない、もしくは年会費以上の見返りがあるということが言えるのではないでしょうか。

 

また、無料宿泊で元が取れ、1番グレードの低い部屋に予約しても、アップグレードされたお部屋に14時まで滞在が可能となり、いいこと尽くめですよね。

 

4.40以上の航空会社のマイル交換可能であり、還元率は最大1.25%

マイルはどの航空会社のものを貯めればよいのか、迷いますよね

ANA派なのかJAL派なのか、航空会社によってはサーチャージをとるところもあればとらないところもあったりで、、、

 

私は、元々United航空のマイルを貯めていましたので、必然的にスターアライアンスの航空会社(ANA、United航空、シンガポール航空など)に乗っていました。

 

United航空であれば、サーチャージもかかりませんし、沖縄好きな私はANAの国内線も手軽に予約出来ているので、「United航空でも引き続きマイルを貯められればいいなぁ」、と思ってました。

 

ANA、JAL、United航空にもマイルの交換が可能とのことで、今まで貯めたマイルを無駄にすることがないという点でも、SPGアメックスカードは使い勝手が良いです。

 

ポイント

マイルの交換比率については、基本的に(ボンヴォイポイント:マイル)3:1となっています。

20,000マイルほしいと思ったら、ボンヴォイポイントが60,000ポイント必要ということですね。

 

還元率は、最大1.25%と記載していますが、60,000ポイントを1回にまとめてマイルに交換するとボーナスとして5,000マイルが追加でもらえます

つまり、60,000ポイント→25,000マイル ということになるのですね。

 

SPGアメックスカードでつくポイントは、100円=3ポイントですので60,000ポイント貯めて一括でマイルに交換すれば、100円=3ポイント=1.25マイル ということになります。

 

100円=1.25マイル(還元率1.25%)というのは結構いいレートでして、大体のカードで100円=1マイル(還元率1.00%)といったところでしょうか。

 

ポイント

更に嬉しいことに、United航空だけは交換比率が3:1.1になっています。

「Rewards Plus」というプログラムの下、United航空のマイルへの交換時には10%プラスされるのですね。

 

60,000ポイント → 27,000マイルとなることから、

100円=3ポイント=1.35マイル(還元率1.35%)です。

 

私が以前使っていたクレジットカードの還元率は1.50%でしたので、SPGアメックスカードにすることで多少劣る部分もありますが、United航空でマイルを貯めている方にとって、SPGアメックスカードは相性のいいカードなのですね。

 

5.カードを使い続ける限り、ポイントの有効期限がない

SPGアメックスカードで貯めたボンヴォイポイントは、24ヶ月間のうちに1度でもポイントの動きがあれば、そこからまた24ヶ月間有効期限が延長されます。

SPGアメックスで日々の支払いをしていれば、自動的に有効期限は延びていくということですね。

 

これは、3年間の有効期限があるANAやJALでマイルを貯める方にとっては、使い勝手が良いのではないでしょうか。

 

ポイント

航空会社のクレジットカードでマイルを貯めるよりも、SPGアメックスカードでマイルを貯めると有効期限を気にする必要もありません。

そういった意味でもこのカードは役に立ちますね。

 

SPGアメックスカードは、マイルを貯めている方にとってもメリットのあるクレジットカードかと思います。

 

しかし、個人的にはマリオット系列の高級ホテル利用の際にポイントを利用した方がお得感があるかと思っています。

 

物足りないと感じた点

物足りないと感じた点は下記の2点になります。

  1. アメックスのゴールドカードと同等のステータスなのに、プライオリティパスの発行がない
  2. 入会初年度は無料宿泊特典が付与されない
  3. 家族カード会員には、「ゴールドエリート」資格も無料宿泊特典も付与されない

 

1.プライオリティパスの発行が無い

プライオリティパスとは、世界148ヶ国、1,300ヶ所以上の空港でラウンジを利用できるカードです。

航空会社や搭乗クラスに関係なく利用できます

航空会社のラウンジや、主にゴールドのクレジットカードを発行すると無料で使用できるラウンジとは別のラウンジです。

 

日本では、成田国際空港、関西国際空港、福岡国際空港、中部国際空港にあり、羽田空港にはありません。

 

国際線は、搭乗2時間前までのチェックインや海外の空港で乗り継ぎをするなど、待ち時間が多いことが多いですよね。

 

ビジネスクラスでもなく航空会社の上級会員でもない場合には、免税店やレストランなどで時間潰しをすると思います。

そんな時に、プライオリティパスがあると、専用のラウンジ時でゆっくりとビールなどを飲みながら搭乗までの時間を過ごすことが出来るのです。

 

年会費は通常99USドル(約10,500円)、1回の利用で27USドル(約3,000円)となっています。

アメックスのゴールドカード所有者は年間2回、無料でプライオリティパスを利用することが出来るのです。

 

しかし、アメックスのゴールドカードとステータスは同じであるものの、SPGアメックスカードでは、プライオリティパスの発行は無いのです。

 

海外旅行にあまり行かないという方には、そこまでデメリットではないかと思います。

ただ、SPGアメックスカードでポイントを貯めて海外旅行に行く機会も出てくると思いますので、プライオリティパスがあれば良かったと思う次第です。

 

2.入会初年度は、無料宿泊特典が付与されない

SPGアメックスカードに入会すると、年会費の引き落としがされますが、初年度には、メリットのところで紹介させて頂いた、無料宿泊特典が付与されません

初年度は入会特典として、一定条件の下30,000ポイントが付与されることから不要ということでしょうか。

 

お気をつけて頂ければと存じます。

 

3.家族カード会員には、「ゴールドエリート」資格も無料宿泊特典も付与されない

SPGアメックスカードも家族カードは6枚まで発行可能あり、年会費は15,500円(税別)です。

本会員の年会費の半分ですね。

 

残念なことに、家族カード会員にはマリオットの「ゴールドエリート」資格も無料宿泊特典も付与されないのです。

 

SPGアメックスカードのメリットの中でも重要な2点がないということですので、年会費15,500円(税別)を支払ってまで、会員カードを作るメリットはないのではないかと思いました。

 

SPGアメックスカードのメリットのまとめ

  • 14:00までのレイトチェックアウトが可能になる
  • お部屋のアップグレードが期待できる
  • ホテル内でのレストランなどの飲食代金が15%off
  • カードの継続毎に、無料宿泊特典が付与される
  • 40以上の航空会社のマイル交換可能であり、還元率は最大1.25%(United航空の場合は最大1.55%)
  • ポイントの有効期限がない(カードを使い続ける限り)

 

SPGアメックスカードのデメリットのまとめ

  • プライオリティパスの発行がない
  • 入会初年度は無料宿泊特典が付与されない
  • 家族カード会員には、「ゴールドエリート」資格も無料宿泊特典も付与されない

 

SPGアメックスカードについて、様々書かせて頂きましたが、入会した方が良い人、入会しない人につきまして記事を書かせて頂きました。

 

SPGアメックスカードへのお得な入会の仕方

SPGアメックスカードでは、お得な「入会キャンペーン」を実施しています。

私からのご紹介にて、SPGアメックスカードにご入会頂き、入会後3か月以内に10万円以上利用頂くと、36,000ポイントがもらえます。

(通常ポイントも含めると39,000ポイント)(2020年5月現在)

 

注意ポイント

公式サイトから申し込まれた場合には、30,000ポイントのみとなります。

私からのご紹介にてSPGアメックスカードにご入会いただくと、6,000ポイントはお得になりますので、ご紹介によりお申込みされることをお勧め致します。

お問い合わせはコチラ

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「入会後3ヶ月以内に10万円のご利用」という前提がございますが、普段のお支払いから充てて頂くことで達成可能かと思います。

 

ご紹介に加えて更にお得なキャンペーン

普段のお支払いに代えて、ボンヴォイポイントを購入して頂き10万円をお使い頂ければ、更にポイントが貯まります

(参考)50,000ポイント=625USドル=約67,500円(1USドル=108円)

2020/6/30までボンヴォイポイント購入に際し、60%のボーナスポイントが加算されるというキャンペーンを行っていました。

 

新規会員の方は1回はマリオットボンヴォイ参加ホテルに宿泊した場合には入会後30日後、そうでない場合は入会後90日後からでないと、ポイントの購入はできないようですので、キャンぺーンが出てすぐに入会してもキャンペーンによる特典を享受するのは難しいかもしれません。

 

利用規約には下記のように記載があります。

新会員は、そのMarriott BonvoyアカウントにMarriott Bonvoyプログラム規約に記載された対象となるアクティビティが反映されている場合は、ご入会後30日を過ぎた時点からポイントを購入することができます。ご入会から90日後に、新会員はご利用状況に関係なくポイントを購入する資格を得ます。

 

webページはhttps://storefront.points.com/marriott/ja-JP/buyです。

 

過去のポイント購入キャンペーンについて

時期 内容 購入上限
2019年4月 購入価格の25% off 50,000ポイント
2019年9月 購入価格の30% off 100,000ポイント
2019年11月 購入価格の30% off 100,000ポイント
2020年2月 購入ポイントの50%加算 100,000ポイント
2020年5月 購入ポイントの60%加算 100,000ポイント

キャンペーンは年間を通して何回か行っていますので、早々に入会されて準備をするのも良いかもしれません。

 

SPGアメックスカードへの入会を迷っている方には下記の記事を読んで頂けれは幸いです。

ご興味ある方は是非ご紹介させて頂ければ幸いです。

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