「ジ・ウザテラス ビーチクラブヴィラズ(以下、ウザテラス)」
沖縄を代表するブセナテラスを運営するテラスホテルズが展開する5番目のホテル。
こんにちは。
ここ9年間毎年夏休みに沖縄旅行をしてきましたfと申します。
色々なホテルを開拓したいと思っていたところ、夏休みになると1泊10万円を超えることに相当抵抗を感じていたウザテラス。
「ウザテラス、実際のことろどうなんだろう」
「1泊10万円の価値があるのかなぁ」
「10万円も払って、失敗は許されない!!」
前々から興味は持っていたのですが、「高いけど、気になる」という感じを抑えきれず、清水の舞台から飛び降りる覚悟で宿泊しました。
「夏休み、どうしようかなぁ」とお思いのあなたに、ご参考にして頂ければ幸いです。
結論:ウザテラスは大満足のホテルだった
1泊ではホテルの良さは理解できないので、そんなウザテラスに2泊滞在しました。
- 予算オーバーのため日程を短縮したのですが、結果として家族全員大満足
- 予算が許せば、「また泊まりたいなぁ」と強く願わざるを得ないホテル
ザ・ウザテラスについて
ウザテラスの開業は、2016年です。
そう、比較的新しいホテルなのです。
2017年に箱根にある超高級旅館「強羅花壇」も加盟している「ルレ・エ・シャト―」に加盟しています。
「ルレ・エ・シャト―」とは、
ルレ・エ・シャトーとは、1954年に設立以来、ホテルオーナーやシェフによる個人・家族経営の魅力的な高級ホテルや一流レストランが世界60ヶ国以上、約550軒が加盟する協会です。加盟には厳格な審査があり、ホスピタリティの高さを象徴する協会として知られています。 加盟する施設は、お客さまひとりひとりとの一期一会を大切にし、本物のリレーションシップを築くという情熱を共有しています。 ナパバレーのぶどう畑から、フランスのプロヴァンス地方、インド洋にちりばめられた数々の美しいビーチ、そして伝統的な日本の温泉旅館まで、世界中の様々な国や地域で、ルレ・エ・シャトーメンバーがお迎えし、その土地の風土に根ざした美しいライフスタイルや魅力へと誘います。ルレ・エ・シャトーのメンバーは、世界各国・地域のホスピタリティや食文化の多様性と豊かさを大切に守り、より多くのお客さまへ提唱してくことを理念として共有し、 2014年11月にユネスコで宣言したルレ・エ・シャトーのヴィジョン―その土地の伝統や環境を守りつづける―を、日々実践しています。
(出典:ジ・ウザテラスのHP)
ウザテラスのロケーションは、とても”沖縄的”
沖縄本島の中部、読谷村の残波岬にほど近い場所にあります。
正面には、さながらプライベートビーチのような宇座海岸が広がり、素晴らしいビーチフロントとなっています。
サトウキビ畑
周りは、これぞ沖縄!!といった感じのサトウキビ畑が。。
そんなサトウキビ畑の中を通る一本道を通って行くと、突如としてホテルの門が現れるのです。
絶好のサンセット
また、宇座海岸の海も美しく、夕日が映えるきらきらとしたサンセットを堪能できる絶好のロケーション、恩納村と同じくらいオキナワリゾート感を堪能できるロケーションです。
自然のプラネタリウム
更に、夜になると、周りに明かるものがないためか、たくさんの星を鑑賞することが出来ます。
プラネタリウムをはるかに凌ぐスケールで、感動すら覚えます!!
読谷村には、ほかにも「ホテル日航アリビラ」や2020年開業の「星のや沖縄」といったホテルがあります。人気があるロケーションであることもうかがえます。
全客室が独立したヴィラタイプなので、抜群のプライベート感
一部屋一部屋独立し、全客室プライベートブール付きのヴィラタイプのお部屋となっています。
チェックイン後、お部屋へはカートに乗って案内してもらうことになります。
全48室あり、お部屋のタイプは、全4種類です。
- クラブプールヴィラ1ベットルーム 37棟(客室面積88㎡)
- クラブプールヴィラ2ベットルーム 6棟(客室面積137㎡)
- プレミアムヴィラ2ベットルーム 4棟(客室面積137㎡)
- プルデンシャルヴィラ(4ベットルーム) 1棟(客室面積256㎡)
今回は、我が家は一番求めやすい宿泊プランのクラブプールヴィラ1ベットルームのお部屋を一休.comから予約しました。
全客室にプライベートプールがついている贅沢なつくりとなっており、完全にプライベート感が保たれた心地よい空間でした。
個人的にヴィラタイプのホテルに宿泊するのは初めてでしたので、新鮮な感じでした。
全客室についているプライベートプールは最高の贅沢
プライベートプールの広さは、(幅×長さ×水深)は以下の様にとなっています。
- 1ベットルーム:3.3m×7.7m×1.2m
- 2ベットルーム:3.5m×8.6m×1.2m
- プレミアムヴィラ:3.5m×8.6m×1.2m
- プルデンシャルヴィラ:5m×15m×1.2m
我が家の宿泊した部屋のプールは、3.3m×7.7m×1.2mでしたが、十分な広さで、幼稚園児の娘には十分すぎるプールでした。
また、ビーチサイドはデッキチェアもあり、大人としても終始寛ぐことが出来る大満足の環境です。
デッキチェア
デッキチェアで飲むビールは最高です。
特別感満載の屋外プールは、プライベートプールに負けないぐらい素晴らしい
チェックインを行うレセプションハウスの1階に屋外プールがあります。
チェックインは2階になっており、2階から見下ろすプールは、贅沢感、ラグジュアリー感満載のつくりとなっていました。
写真で見ても、その凄さは伝わってきますが、実際に見てみると圧巻です。
屋外プールの営業時間
- 時期:4月~10月
- 時間:8:00~19:00
- 利用者:宿泊者のみ
- ウザテラス宿泊者がブセナテラスのプールや海には入れるのですが、逆は無理となっています
また、ビーチサイドには「ショップ&カフェ」がレセプションハウス1階に併設されています。
サンドイッチ、スムージー等テイクアウトもできるカフェメニューが揃っていますので、軽いランチもできます。
ベッドルームとリビングルームが分かれたお部屋
我が家は、最もリーズナブルなクラブプールヴィラ1ベットルームのツインのお部屋です。
面積は88㎡あり、大人2人、未就学児2人でしたが、十分な広さでした。
リビングルーム(写真右側の建物)とベッドルームが別の建物になっており、リビングルームとベッドルームを行き来するには一旦外に出る必要があります。
行き来するのに一旦外に出なければならないのはやや面倒ではありました。
更に、夏なのでちょっと外に出ただけでも汗が出ます、、、
キッチンのついた無料ミニバーのリビングルーム
各お部屋には下記の様な設備が揃っています。
妻は、ただでさえ多い荷物で、子供の服を持っていく数を減らせるということで、洗濯機があることに喜んでいました。
- キッチン(IHコンロ)
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- ブルーレイデッキ
- ポータブルオーディオスピーカー
- 電子レンジ
- 電気ケトル
- コーヒーメーカー
- ミニバー(無料)
- インターネット接続(wifi、有線LAN)
ミニバーが無料というのは結構ありがたいです。
オリオンビール、クラフトビール、泡盛など入っているので、プライべートプールのデッキチェアで何度も飲むことが出来ます。
しかも、ルームクリーニングの際に不足分は全て補充してくれます。
十分な広さのベットルームは快適
ツインのお部屋でしたので、ベットはハリウッドツインが2台ありました。
- キング(1台):幅200cm × 長さ203cm
- ダブル(2台):幅120cm × 長さ203cm
1台の大きさは、幅120㎝×長さ203㎝×高さ58㎝となっていますので、2台繋げると幅が240㎝になります、我が家は未就学児が2人いますが、未就学児を2人添い寝させても十分な広さでした。
一般的には、セミダブルのベットを2台繋げた広さと考えて頂ければ良いかと思います。
全宿泊者が利用できるクラブラウンジ(バー&ラウンジ)
ウザテラスでは、全宿泊者がクラブラウンジを利用することが可能となっています。
全席数は44席となっていますが、そこまで広いわけではありません。
バー&ラウンジの空間は、東側、西側両方が開閉できるガラス張りとなっているため、心地よい風が吹き抜けます。
風が吹き抜ける瞬間はとても心地よいもので、沖縄のリゾートホテルのクラブラウンジの中でも、満足度の高いクラブラウンジです。
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アルコールの提供は、サンセットタイム(17:00~19:00)のみ
バー&ラウンジを時間帯ごとに利用スタイル変えて運営しているようです。
内容 | 時間 |
オープン | 10:00~24:00 |
ティータイム(クラブラウンジ) | 10:00~17:00 |
サンセットタイム(クラブラウンジ) | 17:00~19:00 |
バータイム | 21:00~24:00 |
ティータイムには、ソフトドリンクやテラスホテルズオリジナルのお菓子が用意されています。
また、アルコールの提供サンセットタイムのみとなります。スパークリングワインなどアルコールを含むドリンクとフィンガーフードが数種類提供されます。
フィンガーフードは品数こそ少ないものの、とても美味しいものが揃っています。
カクテルタイムについては、ブセナテラスと同様な運用となっています。
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18:30からピアノソロ演奏が行われる
18:30からピアノソロ演奏が催され、生演奏を聴きながら、お酒を片手にラウンジのテラスから幻想的なサンセットを眺めることができます。
なお、19:00以降は未成年者は利用出来ないことになっています。
我が家も生演奏が終わり次第お部屋に戻りました。
やや期待はずれなレストラン
ファインダイニングとしてレセプションハウスの2階にあり、朝食会場にもなっています。
総席数はテラス席を含め94席となっていますので、そこそこ広いです。
- 朝食:7:00~10:30(ラストオーダー10:00)
- 夕食:18:00~22:00(ラストオーダー21:30)
ブセナテラスにも共通して感じることなのですが、ホテルのレストランの料理がホテルのレベルに追いついていないように感じます。
ラウンジで提供されるフィンガーフードとあまり変わらない水準の印象を受けました。
特に朝食ですが、このクラスのホテルであれば、感動するような美味しさの料理が出されて当然と思うのですが、残念ながらその水準には達しておらず物足りないものと感じてしまいました。
食事を重要視するということであれば、リッツ・カールトン沖縄にはかなわないのではないでしょうか。
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感想・総評
ラグジュアリー感あり、オキナワリゾート感あり、プライベート感あり、どれをとっても快適な2泊3日でした。
レストランについては、改善の余地があると思いましたが、子連れであったとしても基本的には大満足です。
ただ、子供が6歳以上になりますと、子供も大人料金となりますので、子供が5歳までのうちにご宿泊されると予算を抑えられます。
ご予算が許す範囲であれば、ご滞在されることをおすすめ致します!!
10万円払う価値があるものだと思いました。
ウザテラスに安く宿泊するためには
そんなウザテラスに安く宿泊するにはどうしたらよいのでしょうか。
誰もが利用できる旅行サイトの価格を比較してみました。
旅行サイトの価格を比較してみました
2020年8月27日(木)、夏休み最後の平日について検索しました。
税込、サービス料込みの価格となります。
- 一休.com:105,336円
- JTB:131,670円
- エクスペディア:105,243円
- Hotels.com:105,243円
- Relux:105,336円
- 楽天トラベル:105,336円
- じゃらん:105,336円
JTBは高いですが、日系、外資系の予約サイトはどこも同じような価格帯となっていました。
他の条件により、選ぶサイトが変わってくることになります。
支払料金を考慮した場合
一休.com、Relux、じゃらんではポイントが2,106ポイント付与されます。
エクスペディアでは1403ポイント付与され、Hotels.comでは、リワードプログラム(10泊で1泊無料)の1泊としてカウントできます。
一休.comの場合には、即時ポイントを使うことが出来るので、103,230円となります。
支払金額だけを見た場合には、一休.comに軍配が上がるものと思われます。
キャンセル料を考慮した場合
キャンセル料金の発生時期は下記のようになっています。
キャンセル料
- 一休.com:予約時から100%
- JTB:20日前から10%、7日前から50%、前日100%、当日100%
- エクスペディア:8月14日から100%
- Hotels.com:8月14日から100%
- Relux:20日前から10%、7日前から50%、前日100%、当日100%
- 楽天トラベル:予約時から100%
- じゃらん:20日前から10%、7日前から50%、前日100%、当日100%
支払金額で軍配があがった一休.comは、予約時からキャンセル料が100%発生します。
楽天トラベルも同様に予約時から100%かかります。
一方で、エクスペディア、Hotels.comは約2週間前までキャンセル料がかかりません。
JTB、Relux、じゃらんは、20日前から10%、7日前から50%、前日100%のキャンセル料が発生します。
結論
旅行は先のことなので、個人的には極力キャンセル料が発生しない形での予約が賢明かと思っています。実際に私もリスクヘッジのため直前までキャンセル料が発生しないプランを選んでいます。
すると、エクスペディア、Hotels.comかRelux、じゃらんに絞られるかと思います。
それぞれの予約サイトで独自のポイント制度を作っているため、今後の使い方もあり何とも言えないところです。
ただ、個人的には、Hotels.comでは、リワードプログラム(10泊で1泊無料)は非常に魅力的であると思います。
10泊しなければならない点はありますが、実質的に10%off。
クーポンで8%offなどはありますが、10%offはお得かと思います。